こんにちは、マヒオと申します。
10年くらい頭までずっぷりコスプレ沼に浸かってるレイヤーです。コスプレライフにて、ちょっと参考になるかもしれないなあと思ったネタを独断と偏見のままに徒然と書かかせていっていただきます。
皆さん、衣装や小道具の制作材料ってどうしていますか?
今でこそ活用することが減ってしまいましたが、コスプレを始めた当初はラップの芯やら卵のパックやらを「これは使えるかもしれない」と一人暮らしのワンルームに「衣装素材」という名のゴミの山として積み上げていたこともあります。
断捨離精神と真逆を突き進む、コスプレに使えたゴミ…もとい素材についてご紹介していきましょう。
【個人的に使えたゴミベスト5】
・空きペットボトル
・Gボンドのノズル
・ストッキングやウィッグネットの台紙
・スプレー缶のフタ
・捨てる服のボタン
こんな感じです。では実際に使うとどうなるのでしょう?
【実際、作ってそこそこイイ感じになった作例】
・ベルトバックル→ペットボトルの底
言われないと分からないかもしれませんが、言われると「ああ〜」ってなりますよね。ペットボトルの底です。
マギの魔装シリーズでは円形のパーツが各キャラに付いてるので私は2キャラにわたってこの方法使いました。
実は500mlペットボトルであれば底部分の形状デザインが豊富ですのでコンビニで見てみてください(笑)。
唯一の難点は、これ以上大きなサイズになるとデザインがかなり限定されることです。
・肩ループ飾り→Gボンドのノズル
G10・G17・GクリヤーなどのGボンドの170ml入りの箱に同梱されているこのノズルです。
粘土で作ろうとすると意外と時間のかかる円錐型が簡単に手に入ります。しかもノズルなので元から穴が開いているのでワイヤーを通すのもとても楽。
これに色を塗ってワイヤーを通し、金紐に留め付ければ軍服の肩ループ飾りがサクッと完成します。
シエルの肩ループに使った時のです。このほかにもうたプリのSAS軍服などで重宝した方法でした。
アイドル系の衣装が多い方におすすめです。
・義手の指パーツ→ウィッグネットの台紙
ウィッグを購入したことのあるコスプレイヤーの方であれば、見たことのある方も多いのではないでしょうか。
これが意外と柔らかい割に丈夫で、合皮を貼ることで薄い金属プレート感が出るので白龍の義手の指先パーツに使ってました。
ただし、こちらはマギの白龍用の木製義手だったので、もっと木目を出すためウレタンで作り直してます。
金属製の小手・義手のイメージであればウレタンに合皮を貼るよりこちらの方法がシワになりにくくて楽かなと。
・エレガントな円形描画→スプレー缶のふた
平たく言えば円形模様を描くために使います。
コンパス使えよと言われればその通りですが、製作修羅場においてコンパスをいちいち探し出すより
部屋のあちこちに転がったこのスプレー缶のフタなら、その場で一発でサイズが決まります。
上の八芒星の縁の円とか。半田ごてでで模様の溝を掘るときにフタを定規代わりにすると楽です(笑)
少なくとも私は、この大小の缶のフタ、制汗スプレーのフタの他、100円どんぶりのフチなどで大抵なんとかなってます。
・衣装のボタン→捨てる服のボタン
これはコスというか、わりと一般的な服のリサイクル方法ですね。
子供の頃、お母さんやおばあちゃんがお洋服のボタンを取り替えてくれたりした経験のある方も多いのでは。
複数個買おうとすると意外と高くて生地代と同じくらいお金がかかる衣装の伏兵・ボタン。衣装や服を捨てる前に、良さげなボタンは全部外しておきましょう。
(これでも氷山の一角。まだごっそりある)
ボタンはボタンとして使うだけでなく案外ブローチなどの装飾を作る時に便利です。
ちなみに先日、実家の母が過去にコレクションしてたアンティークレースとボタンを
「どうせ使わないしアンタそのうち使うんじゃない?」とさらに大量に譲り受けました…。
参考までにこちらも挙げておきましょう。
【捨てずに取っておいて一度も使わなかったゴミベスト3】
・卵パック(耐久性が限りなくゼロに等しい)
・サランラップの芯(武器には短すぎ、筒としては細すぎ)
・牛乳パック(紙素材としては硬すぎ。そしてほんのり乳臭い)
上記は個人的に全くもって使えませんでした。捨てよう…!!!
まとめ
コスプレでの小物作りは発想と勢いと経験だと思います。
作ったことのないものを最初から高い素材を買い揃えて失敗するより
身近な家のものでダメ元であれこれ試しに作ってみると、案外それっぽく完成したりします。
モノは試し、コスプレ錬金術とは、なんでも実験室みたいなものなのかもしれません。
思いついたらまた製作についてなど書いていきたいと思っております。
もしも、こんなの気になる、聞いてみたい、などご要望がございましたら
お気軽にコメントなどをいただけたら嬉しいです。
それでは!
※我が家で最もかさばっている、通称「カニカマ」
半年ほどコイツをどうすべきか悩んでいます。断捨離とは。