前回の記事 コスプレイヤーが押さえておきたいカメラ設定-EOS kiss-【ピクチャースタイル】 でピクチャースタイルを設定しました。
今回は WB補正/BKT設定 について簡単にご説明させていただこうと思います。
WBとは
White Balance(ホワイトバランス)と言って、色温度を設定します。前回の記事で簡単に説明させていただきましたが。基本は 電球色、太陽光、日陰などの光に応じて設定することで、撮影したい色味を選択します。デフォルトには「太陽光」「日陰」「くもり」「白熱電球」「白色蛍光灯」「ストロボ」「マニュアル」があります。
電球色を選択すると青っぽくなり、太陽光、日陰モードなどは赤っぽくなっていきます。
WB補正とは
とは、基準となる色温度設定に加え、アンバー側/ブルー側及びマゼンタ側/グリーン側に変更した設定を行うことができます。
BKTとは
BracKeT(ブラケット)の略。ホワイトバランスブラケット(オートブラケット)機能では自動的にアンバーorブルーを三段階で撮影し、後から選択できる設定です。
設定の仕方
WB設定はショートカットボタンで設定します。SETボタン上部の上矢印ボタンで設定変更ができます。
白色蛍光灯(青っぽい)←太陽光(基本)→日陰(赤っぽい)のようなイメージになります。
ではWB補正の設定はどこで変更できるのでしょうか?
BKT設定にはショートカットボタンがないので、本体左上部にある「MENU」ボタンから探します。
カメラ設定タブ2つ目の項目の上から5つ目に「WB補正/BKT設定」があります。
選択すると上画像の画面に切り替わります。
矢印ボタンでブルーorアンバー、グリーンorマゼンダを足していきます。
TAROはWBで設定した色味が強すぎるなと感じた際にこの機能を使います。
白熱蛍光灯を選択すると画像が青っぽくなります。その際は反対色「アンバー」を足すようなイメージです。とりたい構図を試し打ちしてみてモニターを確認し、必要に応じてマゼンダorグリーンも足します。
ちなみにRAW形式で撮影する場合はこの辺は後からでもいくらでも調整できるようですが、一般的なJPG出力されているファイルと違い、 未現像の RAW形式ではファイルが弄れるソフトが限られてくるので、お使いのPC等にソフトがインストールされていない場合、画像編集などが行えない場合があります。かく言うTAROもRAWがいじれない為にJPG出力されている画像がありがたかったりします。ので、色味はなるべく決まってる方が楽なので、TAROはJPGで撮影しています。また、RAW形式ではファイル容量が大きくなる為、データやりとりの扱いなども大変な場合があります。コスプレイヤーさんによって、RAW形式がいいのかJPG出力されているものがいいのか、事前に話し合っておいたほうがよろしいかもしれませんね。