さてさて、このシリーズも大詰め(?)となりました。
明るく撮る為の3つ目の項目、
「ISO感度」
になります。読み方は「アイエスオー」や「イソ」などとも呼びます。海外では「アイソ」とも言うそうですね。TAROも悩んでいたので調べたのですが、カメラ用語的には「イソ」ですが、パソコン用語的には「アイエスオー」とのこと。海外では「アイソ」が主流だそうですよ。
ISO感度とは
感光部が光を感じる感度、になります。
もともとはフィルムカメラのフィルム感度でしたが、昨今のデジタルカメラの感度にも使われています。International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略で、様々な物の規格を世界で統一していこうという機関の名称です。
さて、下部の画像を見てみてください。
F値1.8、シャッター速度1/100の露出でもISOの設定値により明るさがかなり変わりました。
その代わり、画質が荒くなったのはお判りいただけますでしょうか?(この画像だと少し分かりづらいですが・・・粒子が目に見えるようになっていると思います。)
ISOは数値を上げると明るく撮れる変わりに画質が下がってしまう特徴があります。
暗い場所や夜、夜景撮影などでISO高めに撮って後でデータ確認したらめちゃくちゃ画質が荒くてこれは使えない・・・なんて事も・・・。最近の物は性能も上がってきていますので、ちょっとあげたくらいならそんなに荒くなることもなくなってきていますが。
こっちの方がわかりやすいですかね。夜撮した際の画像の一部を切り抜いたものです。
設定はF4,1/20,ISO6400です。EOS kiss X5の最大ISO感度が6400なので、最大値で撮られた画像になります。流石に最大になると粒子もかなり鮮明ですね。あまりいいお写真とは言えなさそうです。
では数値は小さく撮った方が綺麗に撮れるからいいじゃない!と思いますよね。
ISO感度が高くない状態で撮るとなると、暗めの場所で明るく撮るには何の設定をいじればよかったでしょうか?
F値とシャッター速度ですね。しかしボケ具合は落としたくない!となるとF値は変更できません。その場合はシャッター速度を変更することになりますが先述の通り、明るく撮る為にシャッター速度を遅くすると、それだけ手ブレ・被写体ブレし易くなります。特に、シャッターを押すそのアクション自体が手ブレの原因にもなるので、シャッター速度の遅い撮影はなかなか難しいですよね。
そこで、ご自分のカメラのISO値の上限を知り、どこまでが許容範囲なのかを把握していれば、ISOの設定も怖くなくなります。
デジタル一眼をお持ちの方はまず、ご自分のカメラでISO感度の確認をしてみて下さい。
ISOの設定の仕方
さて、実際にISOの設定の仕方はどうでしょう?
カメラ上部にISOボタンがあります(図①)。こちらのボタンを押すと、メインモニターにISOの設定できる数値がズラっと並びますので、設定したい数値を図②のボタンで変更してください。
以上でカメラの基本設定をご紹介させていただきました。
いかがでしたでしたでしょうか?
かなりざっと簡単に説明してしまいましたので分かりづらかったかもしれません^^;
今までの説明させていただいた中でもっとわかりやすく説明してくれよーなんて方、こういう場合はどうしたらいいの?なんて方がいらっしゃいましたらコメント欄またはツイッターなどにご要望などを是非お寄せいただけましたら幸いです。
リモコン撮影の仕方とか、三脚の本気、とか?そういうのも書いてみようかなとか?(笑
余談ですが、TAROがカメラ関係で調べ物してて面白いなーと思ったサイトをご紹介
おすすめレンズの紹介や、撮影方法、撮影スポットなど!様々な情報が載っていたので、もっと掘り下げて勉強したいなという方は是非こちらもチェックしてみて下さいなー☆
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